こどもの矯正歯科治療|うめだ歯科医院|福生駅徒歩3分の歯医者・小児歯科

〒197-0011 東京都福生市福生1046 キシビル2F
042-553-5161
WEB予約 LINE友だち追加
ヘッダー画像

こどもの矯正歯科治療

こどもの矯正歯科治療|うめだ歯科医院|福生駅徒歩3分の歯医者・小児歯科

こどもの矯正治療とは?

こどもの矯正治療

矯正治療には、大人の矯正治療と子供の矯正治療があります。
大人の矯正治療とは永久歯がすべて生えそろった12歳~14歳以上から成人にかけて行うすべての歯の歯並びを並べていく本格的な矯正治療です。使える装置も表側矯正、裏側矯正、マウスピース矯正など様々です。イメージ的には、まず子供の矯正治療を1段階目で行った後に、大人の矯正治療で2段階目(永久歯すべてのコントロール)の治療を行っていきます。では子供の矯正治療とはどのようなものなのでしょうか?子供の矯正するタイミングとしては、いくつかのステージがありますのでその時のお口の状態とその時期と治療法について説明していきます。

乳歯のみの時期(乳歯列期)(~6歳)

乳歯のみの時期であり、積極的に矯正治療で介入しにくい時期です。夜だけ使う柔らかい材料の装置(トレーナー)や指しゃぶりの癖を治します。経過観察や指導がメインになります。

乳歯と永久歯が混ざっている時期:早い時期(混合歯列前期) (6歳~10歳)

上下の前歯4本(上下顎中切歯と側切歯)と6歳臼歯がすべて生え終わったあたりになると小児の矯正をできる時期になります。出っ歯さん(上顎前突)や受け口さん(反対咬合)、ガタガタさんは症状が軽度、中程度、重度のどの状態かを確認する必要があります。小児矯正の目的としては、重度の症状が出ている場合に、症状を中度、軽度にしてあげて大人の矯正治療で治しやすくすることです。また小児期(混合歯列期)では成人では難しい土台(骨)を大きくしてあげて歯が並ぶスペースをある程度作ってあげることが出来ます。小児矯正だけで治るケースは少ないです。そのため当院では子供の治療と大人の治療の2段階の治療を行っております。状況によっては大人の矯正治療からやった方が期間も費用も抑えられることがありますのでこの時期に1度ご相談ください。この時期に見逃してはならない方がいます。受け口(反対咬合)の方は矯正相談を受けることをおすすめしております。それはなぜかと言いますと、受け口は成長期にさらにひどくなるからです。そのためこの時期にちゃんと前歯の重なりを正常にしてあげて、成長期を迎えることによって受け口が悪化するのを防げる可能性があります。受け口の子供さんは時期のアプローチにより成長期でどのくらい顎が出てくるかが決まることもあるので注意が必要です。ただし、小児の受け口(反対咬合)は治療を行っても、成長によって外科手術が適応になる可能性があります。また手術の可能性で言うと、上顎前突も程度によっては外科手術が必要になる可能性があります。

乳歯と永久歯が混ざっている時期:終盤(混合歯列期後期)(10歳~12歳)

ほとんど永久歯に生え変わってきており、残っている乳歯が少ない状態です。この時期にはそろそろ子どもの矯正治療もできなくなってくる時期です。この時期で始めるならば場合にはほぼ大人の矯正治療へ移行する可能性が高いです。その場合には今からやってそのまま継続で大人の矯正治療へ移行するかまたは今は治療を待って大人の矯正治療(12歳~)からスタートするかを患者さんに選んでもらっております。この場合にも急いで始めても、永久歯がすべて生えそろうまで待つことになりますので、時間と費用の無駄使いになる可能性がありますので、スタート時期は慎重に決める必要があります。

小児矯正が必要な症状

チェックしてみてください。

  • 乳歯のみの時点でスペースがない →将来的なスペース不足
  • 前歯にガタガタがある →叢生
  • 出っ歯さんである(上下の前歯の差がとても大きい) →上顎前突
  • 上下の前歯に隙間があり、麺類が咬み切れない。『サ』行の発音が悪い →開咬
  • 受け口傾向である →反対咬合(要注意)
  • 上下の前歯が接していて同じくらいの位置にある →切端咬合
  • 自然にお口が閉じられない →上顎前突 or 上下顎前突
  • 上下の歯の真ん中が大きくずれている(要注意) →顔面非対称

当院で行う治療の特徴

当院では精密検査の際に、従来の2次元のレントゲン写真(セファロ写真)に加えて3次元の低被爆CTレントゲン写真を導入しており、他の病院に依頼せずとも当院にて低被爆CTレントゲン撮影が行えます。
いままでの2次元の分析法に加え3次元の要素も加えて様々な方向から患者さんの現状の歯並び、骨格、歯を支える骨、歯根の状態を確認し、外からは目視できない部分もしっかり把握して確実な診断が行えます。それにより患者様にあった最終的なゴールを設定し、最短でそのゴールに到達できるように最適な装置を選択し、効率よく安心な治療を行っていきます。

よくある質問

最初に矯正歯科に相談するのは、何歳くらいがよいのですか?
相談に関しては、特に年齢制限はありません。心配なこと、気になることがあれば何歳でもご相談ください。
相談で、まだ矯正治療が早いお子様は半年に一度の無料検診を行い、矯正治療したほうがよい時期の検診を行っています。
ご高齢の方の場合、歯の周囲の骨が吸収し、その状態によっては矯正歯科を行うことで逆に歯を失うリスクになる場合もございます。そのような場合は初診相談で矯正歯科治療のリスクについてご説明させていただいております。
大人の治療は、子どもの矯正歯科治療とどう違うのでしょう?
お子様の場合、顔の骨格が変化していく時期にしかできない矯正治療というのがあります。
とくに、受け口は下顎の過度な成長によって起こることが多く、小児の時期から受け口の予防をすることした下顎の過度な成長を抑制できる場合があります。出っ歯の場合も、下顎が小さいことで出っ歯にみえてうる場合があり、その場合下顎の成長を促します。
成人の場合、顔の骨格の変化はほぼなく安定しているので、その骨格に合わせて歯並びを整えていきます。その場合、著しい受け口など顔の骨格に過度の変形などがある場合は、顎の形を修正する手術を併用して矯正を行っていきますが、ほとんどの方が手術なしで矯正治療のみで適切な歯並びにできます。
矯正装置をつけて金属アレルギーが出ることはありますか?
一般に口腔内は皮膚に比べアレルギーはでにくいと言われていますが、金属アレルギーがでる可能性はあります。その場合は、メタルフリーの装置もしくは金属アレルギーがでる可能性が極めて低いチタン製の装置を用いて治療を行ってまいります。すでに金属アレルギーをお持ちの方は十分注意が必要なので、事前に必ずご相談ください。
装着初日には痛みが伴うそうですが、食事は可能ですか?
食事が可能ですが、個人差があります。
初日は柔らかめの食べ物をおすすめいたします。
歯が動くときの痛みはどの程度ですか?
個人差がありますが、日常生活を行える程度の痛みで、激痛になることはありません。
たいていの方が2〜3日でほぼなくなります。
治療中でも、スポーツや楽器の演奏は普通にできますか?
ほとんどのスポーツが可能ですが、口元を強くぶつける可能性のあるスポーツは注意が必要です。ラグビーや格闘技をする場合には、必ず一度ご相談ください。部活などで、楽器を演奏する場合、最初は演奏しづらいと感じることが多いようですが、大概の場合なれてきます。仕事や学業などで、本格的に楽器を演奏する方は事前にご相談ください。
矯正装置をつけると、発音や食事がしづらいと聞きますが、どの程度でしょうか?
発音や食事のしづらさはたいていの場合1週間程度で緩和され、気にならなくなります。

料金表

初回相談料 無料
検査、診断料 38,500円

矯正基本治療料

※便宜抜歯および矯正用スクリューは別途料金が発生します

乳歯列期治療 77,000円
Ⅰ期治療(小児矯正)
※乳歯列期から移行する場合は差額分のみ
385,000円
保定装置料(約2年使用していただきます)※2~3か月に1回の来院となります 33,000円
調整料 5,500円
経過観察料(来院時毎回)※治療は月1回となります 3,300円

*経過観察はⅠ期(小児矯正)からⅡ期(成人矯正)への移行期間を指します。

*記載価格はすべて税込み表記になります。